農事組合法人 大雪牧場|上川郡上川町の乳牛牧場

牧場紹介

Introducing the ranch

大雪牧場の紹介

標高650メートルの場所にある広大な牧草地

大雪牧場は日々成長する場であり、従業員一人一人が考え行動する牧場です。問題があれば解決のために全員が動き、改善のためのアプローチを行います。一人の言葉にしっかりと全員が耳を傾け、コミュニケーションを交わします。

働き方改革を掲げ、労働力削減を目指しているため、IT化も進んでいますが牛たちとの直の関わりがなくなることはありません。

大雪山の広大な自然のもと、その恩恵をたっぷりと受けて育った牛たちと我々はともに成長し続けております。

牧場名 農事組合法人 大雪牧場
代表者 五木田 威義
所在地 078-1712
北海道上川郡上川町字白川325
電話番号 01658-2-3881
FAX番号 01658-2-3866
メールアドレス info@taisetsu-farm325.com
設立 昭和40年
概要
  • 総飼養牛588頭、成牛318頭、実搾乳牛277頭、育成牛258頭
  • 生乳出荷2846t
  • フリーストール牛舎 12頭Wパーラー
  • 総農地面積226ha、放牧地面積26ha、草地面積200ha
主要取引先 上川中央農業協同組合、ORION機械株式会社、株式会社丹波屋、フィード・ワン株式会社、井関農機株式会社、株式会社ファームノート

 

スタッフの紹介

大雪牧場の仲間たち

Ranch staff

担当の仕事

晩の搾乳を担当しています。最近では給餌や繁殖検診、人工授精を行う機会が増え一年目よりはるかに多角的な視点で搾乳に取り組めるようになり、搾乳業務の奥深さを実感しています。

牧場の魅力

時間を有効活用できることと牛に関する幅広い知識の習得が最近の新しい魅力になってきています。入社したてで搾乳しかできなかった頃は「5時から搾乳、終了後の9時頃から雑務、長い休憩をはさんで16時から晩の搾乳を2時間程度行う」など、あまり気が休まらない上に搾乳以外の牛に関する知識の習得の機会が限られていましたが、現在では職員の増加や各職員が上記のように様々な分野に携わるようになり「5時から搾乳、9時頃から休憩をはさんで(はじめの頃は先輩職員と一緒に)繁殖検診や人工授精をしてお昼頃帰宅」というような具合に、まだまだ改善の余地はありますが拘束時間の削減と牛に関する知識の習得機会の増加を両立させようと牧場全体で試行錯誤しています。

これからやってみたいこと

新しく取り組みたいこととしては牧場の牛の能力を最大限引き出せるような牛群管理や牧場づくりに取り組んでいきたいと思っております。担当の搾乳業務においては様々な分野に携わったからこそ得られた知識から、改めて人と牛の両者にとってよりよい業務手順の確立に尽力していきたいと思います。

Ranch staff

担当の仕事

一通り業務を一周し、現在では哺乳、治療、繁殖等をメインで行っています。牛群管理や種雄牛の選別まで自分の判断で行っているので、責任を持って日々の作業に取り組んでいます。

牧場の魅力

酪農という職業の奥深さに常々魅了されています。毎日のように発見があり、入社して5年経った今も勉強させられることばかりです。相手は会話のできない動物ですからこちらが意思を受け取り、対応するしかありません。それでも牛は、してくれること全てに対して必ず応えてくれる動物です。これからも牧場で産まれる全ての牛たちに、大雪牧場で育ってよかったと思われるような飼養管理をしていきたいですね。

これからやってみたいこと

削蹄技術の向上や受精卵移植の実践等の着実なスキルアップだけでなく、営農に直接関わっていける人材になっていきたいです。それは足元をしっかり見て、視野を少しずつ広めて、確実に日々の作業をこなしていくことだと考えています。

Ranch staff

担当の仕事

牧場に来た当初は搾乳をメインとしていましたが、徐々に除糞や繁殖に関わる検診にも幅を広げさせてもっています。現在は餌作りを教わっているところで、少しずつ出来ることが増えてきています。
1つの事に特化してスペシャリストタイプではなく、多様に働くことのできるゼネラリストを目指し日々頑張らせて頂いています。

牧場の魅力

朝が早く、夜が遅いという時間の幅がありますが、常に外の空気に触れていることでその日を感じられると思うようになりました。まだ薄暗く肌寒い中で牧場に到着する。気が付いて目を上げてみると朝日がまぶしく感じる。夜の帰宅時には星が一面に輝いている。当たり前の様な日常ですが、このようなことを感じながら働くことができています。
そして業務のほうでは一人が全てを把握し指示を出すのではなく、一人ひとりが考え対応していく力があると思います。私はまだまだ不慣れでできないことわからないことだらけですが、わからないことがあればどの先輩に聞いても大丈夫という安心感があります。少しずつできることを広げ、一緒に考えることができるようになっていきたいです。

これからやってみたいこと

上記したように、これからは自分で考え対応していく力を伸ばすとともに、牧場にとって牛にとって良いことは何なのかを常に頭の片隅に置き続けて働きたいと思っています。
酪農にとって大切にしなければならないことは多くありますが、その中でも搾乳と飼料設計、繁殖管理が重きを置くと思っています。これらのことは指示をもらったことはできる、ではなく積極的に学びどのようにしていかなくてはならないかを考えていけるようになりたいと思います。

 

大雪牧場のこだわり

安心・安全の牛乳をお届けするために


酪農の始まりは土づくりから

Making Soil

酪農というのは全てが循環しています。大雪山系から流れる豊かな伏流水と牛の糞尿からできた堆肥が豊かな土壌を作り出し、そこにはいずれ牛の餌となる牧草の新芽がたくさん芽吹きます。酪農は土づくりから始まって土づくりに終わると言っても過言ではありません。それは地域の様々な人たちの協力を得てようやく実を結ぶものです。

Farmnote&colorによる『見える化』を推進

Visualization

上川管内で初めての導入となり、今年で5年目になります。牧場の飼養管理を手元のPCやタブレットから確認し、あるいは実行することができます。発情通知だけでなく、疾病や反芻低下アラートなど体調の優れない牛にもすぐに対応することが可能です。データ集計など作業性の向上にも一役買っています。



哺乳ロボットによる高水準の育成管理

Calves Nursing

作業の効率化と省力化は親牛だけでなく、仔牛の育成にも導入されています。哺乳ロボットによって飼料行動を随時把握することが可能です。飲めていない仔牛はアラートで知らせてくれます。また、データはどこにいても閲覧することができ、現在の哺乳牛舎での先天性疾患を除いた生存率はほぼ100%になります。

成長サポートシート導入中!

Career Advancement

社員が自分の仕事の幅を増やしたいけど、どうすればよいのかわからないといった悩みを解決し、牧場でのキャリアアップを明確にするために導入されました。これは個人を評価するものではなく、自分の立ち位置を理解し何をすればより色んな仕事に関わりを持ち、高い意識を持って行動できるようになるかの指標になるものです。